PER20倍の意味について株初心者の皆さんに理解していただけるよう米国債...

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PER20倍

価値基準

よく「PER20倍は割安」という説明を見かけます。さて、そもそも、この「20倍」という数字はどこから出てきたものなのでしょうか。

それは、おそらく世界一安全な投資先と言われている米国長期国債の利率4.3%(2005年)からはじき出されたものだと思います。

注)2007年段階では5.0%くらいだと思います。

株式は、少なくとも米国長期国債よりはリスクがあるかと思います。ゆえに、期待する利率もそれ相応に高まるのが必然です(利率が同じなら、より安全な方に投資するでしょうからね、笑)。

世界一安全といわれている米国長期国債を基準(リスクプレミアム0)とすると、

株式期待利率=4.3%+株式リスクプレミアム(市場全体+投資銘柄)

リスクプレミアム:「リスクに応じて高まる報酬」といった感じのものと考えています。

と表わすことができます。

米国長期国債を株券に見立てた場合、
購入額=株式取得価格、配当=1株あたり利益 と考えることが出来ます。

購入額を100とすると配当は利率4.3%より、4.3となります。

ゆえに、

米国長期国債PER=100÷4.3≒23.25倍

(米国長期国債を買った場合、貸したお金分をお礼としてもらえるのに23.25年かかかる)

そして、米国長期国債に比べると株式にはリスクがあるので、それを加味(リスクプレミアムを加算)した結果、「PER20倍以下は割安だ」と言われるようになったのだと思います。

つまり、「割安」の基準は絶対的なものではなく、相対的なものであり、米国長期国債利率、また、それに変わる投資対象利率が変動すれば、その基準も変わってくるのです。

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