裁定取引について株初心者の皆さんに理解していただけるよう説明

学校では教えてくれない株のことを、年平均+30%で運用しつづける管理人がイチからわかりやすく教えています。

裁定取引とはⅡ

デリバティブ


では、裁定取引とはⅠで書いたことを思い出しながら、実際の市場で見られる(日経平均価格が変動する)図を見てみましょう。

裁定取引とは

 

では裁定取引について説明していきまます。

の幅が「拡大→縮小→拡大→縮小→・・・」となっているのを確認してください。このの幅のことをサヤ(価格差)と言います。

裁定取引とは、この「サヤの拡大→縮小→・・・」の性質をうまく利用した取引です。

では、実際にどのようにして「サヤの拡大→縮小→・・・」の性質を利用して儲けるのかを説明していきます。

 

裁定取引とは
  • 〇地点での日経平均価格 :p〇
  • 〇地点での日経平均先物価格:p〇'

 

<Aのとき>
日経平均先物が割安
つまり 日経平均先物価格理論価格のとき

  • 日経平均先物→買う
  • 日経平均 →売る(カラ売り)

しばらく保有・・・

<Bのとき>
日経平均先物が割高
つまり日経平均先物価格理論価格のとき

  • 日経平均先物→売る
  • 日経平均 →買い戻す

以上で裁定取引終了です。

 

  • 日経平均売買による収益 =pA-pB
  • 日経平均先物売買による収益=pB'-pA'

裁定取引による収益
=日経平均売買による収益+日経平均先物売買による収益

= (pA-pB) + (pB'-pA')

つまり、0 <(pA-pB)+(pB'-pA')」ならば、裁定取引は儲かると言えます。

ここでサヤの性質を数字で表わしてみましょう。

  • Aの⇔=pA'-pA
  • Bの⇔=pB'-pB

と表わすことができます。

サヤの「拡大→縮小→拡大→縮小→・・・」の性質を当てはめると

  • Aの⇔Bの⇔
  • → (pA'-pA)<(pB'-pB)
  • → 0 <-(pA'-pA)+(pB'-pB)
  • → 0 < -pA'+pA+pB'-pB
  • 「 0 <(pA-pB)+(pB'-pA')」

ゆえに、裁定取引は儲かると言うことができます。

注)稀にこのサヤの性質から逸脱するケースがあります

投稿日:2005年11月06日 16:34
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