最後は需要曲線自体が移動(シフト)することの意味を理解していただこうかと思います。

二つの変数x、yがあって、xの値が決まるとそれに対応してyの値が一つ決まるとき、yはxの関数であるという。記号y=f(x)で表す。
つまり、上式「X=D(P)」はPの値が決まるとXの値が決まることを表わしています。しかし、実際の市場において需要量の決定要因は「価格のみ」なのでしょうか?もちろんそんなことはありませんね^^;
たとえば、「天候、所得水準、似たような商品・サービス(代替財)の価格、・・・etc」外が大雨なら外食にいきたいと思う人は当然減ります。逆に、天気がものすごく良いなら外食に行きたい人は増えるかもしれません。給料がもらえなければ消費意欲(需要)は減ります。逆に、好景気で給料が多くもらえるようになれば消費意欲は増えます。他に似たような商品・サービス(代替財)で価格が安いものがあれれば(スーパーと100円SHOP)、高い商品・サービスに対する需要は減ります。
と、なれば上式「X=D(P)」はあまりにも雑と言わざるを得ません。実際の需要量決定要因を含め、その関係を式で表わすと、
しかし、このような複雑な需要関数を描くことは到底出来ません。そこで、分析の対象を主要な関心である「需要と価格の関係」に絞り、価格以外の需要関数を一定の値とし、
X=D(P)+その他の需要関数値(一定)
これはどの価格帯においても、「価格以外の要因で一定の需要が存在する」ことを示しています。
仮に、価格以外の需要量決定要因である所得水準が上昇した場合、以下のような変化が起こります。
つまり、「需要曲線がシフト」するということは「価格以外の需要関数値が変化」したということを表わしているのです。
以上で、一歩踏み込んだ「需要曲線の理解」は終了です。次は、一歩踏み込んだ「供給曲線の理解」にいきましょう (+_+)\バシ
「需要曲線」と「供給曲線」はセットです。片方だけでは宝の持ち腐れ、考え方はほとんど「需要曲線」と同じなのであとは流れ作業みたいなもんです。もうひとふんばり、頑張ってください ^0^/
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需要曲線のシフトについて株初心者の皆さんに理解していただけるよう説明