生産者余剰最大化行動を株初心者の皆さんに理解していただけるよう説明

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生産者余剰最大化行動とは

需要と供給

さて、今回から「供給曲線の理解」に入るんですが、これが実はほとんど「需要曲線の理解」と同じなんですよね ^^; なので「さぁ~っ」と終わらせたいと思います(笑)

まずは、生産者余剰最大化行動という合理的な(無駄がない)生産者の行動を紹介する過程で、供給曲線の理解を深めていただこうかと思います。

人々はなぜ商品・サービスを生産するのか?

それは、その商品・サービスを生産し、売ることによって利益(幸せ)を得られるからです。

ここからはわかりやすく説明するためにグラフを用いていきたいと思います。

総費用曲線

固定費用(オレンジ):生産量とは独立にかかる(一定)費用(工場における生産設備維持費など)
可変費用(青):生産量に応じて増大する費用(飲食店における原材料費など)
総費用=固定費用+可変費用

限界費用 限界費用曲線

限界費用新たな1単位あたりの生産に対して発生する費用

限界費用とは、需要曲線における「限界的評価」にあたるものですね。と、いうことは・・・

生産者余剰最大化行動

総収入=生産単位×1単位当りの価格
限界収入:新たな1単位当たりの生産に対して発生する収入(価格)

限界利益:新たな1単位当たりの生産に対して発生する利益
=限界収入-限界費用

生産者余剰(固定費なし)
=1単位目の生産で得られる利益+2単位目の生産で・・・(利益の合計)
総収入-限界費用の合計

生産者が生産者余剰(利益の合計)を最大にしようとすれば、3単位まで生産することになる。4単位目以降は、「限界収入(価格)<限界費用」=「限界利益<0」なので生産するだけ損をする一方です。

このように生産者が生産者余剰(利益の合計)を最大にしようとする行為を経済学では「生産者余剰最大化行動」といいます。

生産者余剰最大化行動(固定費なし)
「価格≧限界費用」の条件を維持できるところまで生産を行う
「限界利益≧0」の条件を維持できるところまで生産を行う

これを市場全体の供給曲線(各生産者の供給曲線を合計したもの)で表わすと、
生産者余剰最大化行動
このようになります。

価格がPであれば、生産者は生産者余剰を最大にするためにXまで生産を行います。実は、供給曲線とは市場全体の限界費用を表わしたものだったんですね^^

生産者余剰最大化行動は、ミクロ経済学の最も基本的な考え方のひとつです。

生産者が合理的(無駄がない)であるならば、利益を最大にするような生産行動をとる

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