安全性

  • 自己資本(株主持分)比率=自己資本(株主持分)/総資産
  • 流動比率=流動資産/流動負債
  • 当座比率=当座資産/流動負債
  • 固定比率=固定資産/自己資本
  • 固定長期適合率=固定資産/(固定負債+自己資本)
  • 手元流動性=(現金+短期所有の有価証券)/(売上高/365)
  • インスタント・ガバレッジ・レシオ=(営業利益+金融収支)/支払利息

ⅰ. 自己資本(株主持分)比率

=自己資本(株主持分)/総資産

自己資本比率

返済する必要のない資金の割合を計る指標

自己資本比率=安全性・積極度

自己資本比率が高い=負債の割合が少ないので事業拡大のための借入が可能
             =今後事業を拡大していく可能性が高い

ⅱ. 流動比率

=流動資産/流動負債

流動比率

短期的な支払にどの程度余裕があるのかを計る指標

不良在庫、不良売掛金などには注意
一般的に200%以上が優良とされている

ⅲ. 当座比率

=当座資産/流動負債

すぐに行える支払にどの程度余裕があるのかを計る指標
一般的に100%以上が優良とされている

ⅳ. 固定比率=固定資産/自己資本

固定比率

固定資産に対する資金調達度の安定性を図る指標

「減価償却が進んだ設備=資産生み出す力↓」には注意
一般的には100%以下が優良とされている

ⅴ. 固定長期適合率

=固定資産/(自己資本+固定負債)

固定長期適合比率

すぐに返済しなくてもよい固定負債を加え、資金調達度の安定性を図る指標

ⅵ. 手元流動性

=(現金+短期所有の有価証券)/(売上高/365)

売上高を基準とした支払能力の余裕度を計る指標
日本の上場企業の平均は50~60日

ⅶ. インスタント・ガバレッジ・レシオ

=(営業利益+金融収支)/支払利息

財務的な余裕度を計る指標

現在、会社が置かれている状況も考慮する必要がある。
事業が成長段階にある場合は、インスタント・ガバレッジ・レシオは低くなる。

日本の上場企業の平均は2倍

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