先物取引について株初心者の皆さんに理解していただけるよう説明

学校では教えてくれない株のことを、年平均+30%で運用しつづける管理人がイチからわかりやすく教えています。

先物取引とは

デリバティブ


先物取引とは(オプション取引とは)
いつ、どれくらい、いくらで 商品を受け渡しするかを約束する取引

(注:先物取引は約束を必ず実行する取引。対して、オプション取引はお金を支払うことで約束を破棄できる.取引)

要するに、約束の取引なんです。「ふ~ん」って感じてもらえればOKです。

先物取引の成り立ち

では「先物取引とはどのようなものなのか」を成り立ちを知ることで理解していきましょう。

先物取引

緑の線に注目してください。

ある商品の平均価格をp円とします。ここではある商品を小麦とします。小麦はその時期の天候などにより収穫量にバラつきもあり、価格が一定ではありません。

突然ですが、あなたはこれから100店舗を経営するパン屋のオーナーです。あなたはパンを作るために原材料である小麦を仕入れなければなりません。では、いつ購入すればいいでしょうか?

毎朝?いえいえ、それでは仕入量が確保できないかもしれないですよね。安定的に「いついつに 欲しい量」を仕入れるためにはどうすればいいでしょうか?

そうです。事前に小麦生産者と上記の内容を契約しておくのです。では、シュミレーションしてみましょう

パン屋オーナー→パ 小麦生産者→麦

パ「すいませ~ん。」
麦「は~い」
パ「あの~、小麦 100t を取引日に売ってもらいたいのですが。約束してもらえますか?」
麦(100t!? よっしゃー!!儲けるチャ~ンス)
麦「喜んで約束いたしますよ。それでは取引日にまたお会いしましょう。」

小麦生産者は将来の取引量が保障されているので、最新の機械も購入(設備投資)してガンガン農作業に精を出しました。

あっという間に時は経ち、ついに t 地点に到達しました。では、ここから考えられる2パターンを検討しましょう

先物取引
パターンA

パ「そろそろ取引日が近づいてきたな。どれどれ・・・」

パ→ ガ━━(゜ロ゜;)━━ン

パ「なんじゃこりゃあ!!?」
パ「小麦価格が上がってるじゃねぇか!?平均価格は p 円なのに・・・」
パ「こりゃ大損だ ガクッ_| ̄|○lll 」

→あなた(オーナー)は費用大幅増大により収益があげられず倒産しました | 柱 |ヽ(-.-;) 反省
→小麦生産者は大儲けすることになりました (*` 艸 ´)ウシシシ

パターンB

パ「そろそろ取引日が近づいてきたな。どれどれ・・・」

パ→ キタ----(゚∀゚)----!!!!

パ「小麦価格が下がってるじゃねえか♪」
パ「こりゃ大儲けだぁ!!!」

→あなた(オーナー)は費用削減によってより収益を上げ、会社を発展させていきました (・∀・)イイ!
→小麦生産者は思ったより小麦が安く買われたので売上が伸びず・・・果てました _| ̄| ミ●コローン  (設備投資をして費用がかさんだので)


さて、どうでしょう。

パターンA→あなた(オーナー)は大損小麦生産者は大儲け
パターンB→あなた(オーナー)は大儲け・小麦生産者は大損

これではあなた(オーナー)、小麦生産者 ともに経営の計画が立てれませんね

そこで「いつ、どれくらい」に加えて「いくらで」という条件をつけることにしたのです。これでは大儲けすることはできません。しかし、大損することもありません。

つまり、将来、商品の価格がどうなるかわからなく「計画も立てられない」くらいなら「計画が立てられるように安定した価格でお互い取引しましょう」というようになったのです。今風で言うとリスクヘッジですね。

先物取引による生産側のメリット
生産側にとって販売価格・取引量 が保障されていることは大変なメリットです。販売価格が決まっていることで設備投資などにいくらまでお金をかけて大丈夫なのかも簡単に計算できます(販売価格-費用=利益)。

また、取引量が決まっているのでムダに生産を増やさずに済むので在庫を抱える必要もない。よって効率性の向上に繋がるのです。

投稿日:2005年11月06日 16:19
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