さて、ある程度材料も出揃ったことですし、ここから3331:雑貨屋ブルドッグの今後の見通しを検討していきたいと思います。
株式投資をするにあたり本当に大事なのはここからです。これまでやってきた作業は今からおこなうことに対する準備、いわばマナーです(笑) そしてここまではやろうと思えば誰でもできる作業です。別に難しいことをやって来たわけではありませんからね^^ 会社を知る、商品を知る、経営陣・従業員を知る、これまでの出来事を知る、業績の推移を知る,中長期計画を知る、現在取り組んでいる課題を知る、・・・etc(参考:コンテンツ>企業レポートを作成する(1)(2))。分からないことがあれば調べる、原因を突き止める、数字を整理して見やすくする、・・・etc(今後コンテンツ作成予定)。
ちょっとした手間をかけてやれば誰でもここまでは持ってこれます。土日の2日間だけでも十分に可能です。1年、2年その会社に投資するつもりなら、たった2日間で済む分析くらいはちゃんとしないと駄目ですよね(笑)
さて、ではここまで書いてきたことの中から今後ポイントになりそうなことを箇条書きにしてさぁ~っとまとめてみましょう。これまでは「情報の整理・加工、インプット」、ここからは「それらを基に推理(アウトプット)」です^^
>2010年人口構成
2010年あたりまでは順調に18~22歳の女性は減っていきますね~^^; そのあとは低水準で平行線を保っています。これは明らかに全店、とくに既存店にとってはマイナスです。
既存店売上高前年比率はここ数年低下してきています。これはターゲット層(18~30歳女性)人口減も多少影響があるとは思いますが、本質的な問題は別にあると考えられます。それはリーピーターが少ないことです。つまり、店を出した直後はもの珍しさにお客さんが足を運ぶが、その後何回も通うことはしないということです。これでは店舗拡大の終わりとともに業績は低迷していってしまいます。まぁそれでも黒字経営ですから店舗を拡大していってる間は順調に業績も伸びていくと予測されます。企業側はなんとしてもこの間にリピーターを獲得する手を打たなければなりません。やっぱりブランド力の向上ですかね~。
店舗拡大に関しては久留米氏入社からここまでを見る限り、さほど問題はないと考えられます。今後も順調に拡大しつづけるのではないでしょうか。すでに全国規模の物流システムを持っているようですし、あとはいかに効率的に出来るかだけだと思います。まぁそこが難しいのでしょうが(笑) というか勝手に久留米氏が事業のさらなる拡大のために入社してきたことになってますが、これはあくまで個人的な推測で実際は的を外れてるかもしれません(爆) ただ、店舗拡大が順調にいってることは事実です。
では、いつまでこの店舗拡大が見込めるか? 現在約300店舗、前期60店、今期も60店弱ペース(さらに加速も考えられるか)、目標1,000店舗を打ち出していますから来年・再来年はもう一段加速すると考えられます。
ローコスト出店と、ドミナント出店という独自戦略により、1000店舗を目指して事業を拡大しています。リクルート
まぁこれをすべて鵜呑みにするのは危険ですが、おそらく2010年あたりまでは心配ないのではないでしょうか。
内山一族ですが、現在特定株(大株主10位までと役員持株の合計)比率が78.6%、浮動株(市場で売買されてる株)2.8%となっており、将来的にJQから東証へ向かうとするなら売りに出さなければなりません。しかしまだまだ株価上がるんでしょうね~、誰も売りたがらないわけですから(爆)
ちょっと直近4年(久留米氏入社から前期末)の年平均売上高成長率を求めてみましょうか。
では、この調子で2010年8月期まで成長すると仮定すると、
経常利益率を直近3年平均値の9%、実効税率を現状の42%程度と仮定すると、
かなり大雑把ですがだいたいこんな感じです^^;
新規参入に関しては全国展開、大型店・ローコスト、しかも雑貨専門であるブルドッグの後を追うのはなかなか難しいのではないでしょうか。差別化戦略をとって高付加価値商品でなら勝負はできそうですが、全国展開となるとまず物流システムを構築しないとどうにもならないですからね。コンビニなどが良い例で、あれは裏に商社がいてその物流システムを使わせてもらってるからあんなに急速に全国展開できたんですよね^^; なかなか雑貨専門でそこまでやるところはいないような気がするんですが、どうでしょう。
労働人口の確保に関してはさほど心配はないかと思います。パートさんが割合的に多く、従業員も高技術(IT分野など)を要するわけではないので供給環境には恵まれていると思われます。あと、最近話題に上がってる賃上げですが、今後これが極端に進むことはあまり考えられません。なぜかというと、日本の付加価値(儲け)に対する賃金の割合は他の先進国と比べても相対的に高いからです。今後はますますグローバル化が進み、国際競争力を保つためには賃上げはなかなか実行できないと思われます(日本企業の収益体質が改善されれば別ですよ^^;)。この理由から、将来的に実効税率も現在の41%から35~30%程度に引き下げられるかもしれません。言うまでもないですが、企業利益はその分押し上げられます。(しかしその分歳入が減るのでそこをどうするか・・・負担はまたまた国民に向けられるのでしょうか。。。)
中国に関しては近々元が切り上げられるのではないでしょうか。2008年に北京オリンピック、2010年に万博を控え、ものすごい勢い。今やアジアの竜と化しています(見えない部分でかなり問題も溜まってきてそうですが)。このままいくと米国との貿易摩擦がシャレにならないので世界のボス、アメ~リカが黙ってないでしょう、笑。(2003年、中国の米国に対する輸出約900億ドル、米国の中国に対する輸出約300億ドル)
中国版「プラザ合意」ですよ!(笑) 中国の軍事力ではまだ米国に強硬姿勢はとれないと思います。ただ、これが可能になってくるとちょっとヤバイですね^^; おっと話が少しそれました。。。まぁこの時期については事前にそれとなくそういう雰囲気が伝わってくると思うのでビシッとアンテナを張っておきます(笑)
円はどうですかね~。。。すいません、ちょっと頭が疲れそうなのでここは日を改めて検討したいと思います^^;
地球温暖化が進んでるのは確実ですね。「今年は暖冬」とよく言われてますが最近10年はほとんどが暖冬です^^; しかしまぁこのままいくと本当に取り返しがつかなくなりますね。経済成長を維持するために京都議定書に判を押さない米国、さらなる発展を目指し突き進む中国など問題は山積みです。
う~ん・・・地球国家、ボーダレス、文化の融合。。。実現は至難の業ですね^^; ただ世界は自ずとその方向に向かっていくと個人的には思います。
まぁしかし、それでも短期的に急激な上昇をするとは考えにくいので、これが業績に影響を与えるということはそれほど深刻に考えないでいいでしょう。
地価ですが、総人口減少・都心集中により地方は下がるでしょう。 ブルドッグは郊外型なので出店コスト増の心配はないと思います(笑)
個人的にはここからさらに「仮定と推理」を繰り返してもう一段深い考察に入っていきますが、それをHPにUPしようとすると極端に量が増えてしまい、めちゃくちゃ時間がかかってしまうのでここらでいったん打ち切らせていただきます^^;
いろいろ変動要因はありますが、現時点で大胆に予想するとしたら、
2010年8月・6,000円(+200%=3倍化)
PS 大切なのは仮定と推理を繰り返すことです♪ 事前に将来起こり得る出来事に対して自分が取る行動を考えておきましょう^^
株の学校管理人ヒロトがおこなった雑貨屋ブルドックの分析