さて、もし1975年から「投資信託の積み立て」をしていたらで、みなさんにも...

学校では教えてくれない株のことを、年平均+30%で運用しつづける管理人がイチからわかりやすく教えています。

これまでの35年より、これからの35年

投信積立


さて、もし1975年から「投資信託の積み立て」をしていたらで、みなさんにも「投資信託の積み立て」の魅力を知っていただきました。


しかし、「あれは成長期のアメリカ株だったから残せた数字じゃないの?」

と思われている方も多いのではないでしょうか。

たしかにその通りです。

ですが、それでもこのデータを皆さんにお見せしたのには理由があるんです。


まず、1975年から2011年にかけてアメリカ株が達成した「平均で毎年+8.5%」という成長率ですが、私もアメリカでこれがまた35年続くとは思っていません。

ただ皆さんに、「これから発展する国にはこのような可能性がある」ということを知ってもらいたかったのです。


では、それがどこかと言いますと、ズバリ中国インド(その他に、ブラジル・ロシア・インドネシアなど)です。

近年めざましい成長を遂げているこの2カ国ですが、

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※国際通貨基金[IMF]1人あたりの国内総生産 より


2010年の1人あたりの年間生産額を見てみると、

中国[4,282$]は、日本[42,325$]の10分の1
インド[1,176$]は、35分の1ほどでしかありません。

つまり、2カ国ともまだまだ生産性が低く、これから成長できる余地がたくさん残ってるんです。


しかも、潜在的な市場規模はアメリカや日本の比ではありません。

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※国際連合経済社会局人口部 世界の人口推計2008年 より


2010年の人口を見てみると、

中国[13.5億人]とインド[12億人]は、
アメリカ[3.1億人]の約4倍、日本[1.3億人]の約10倍の潜在的な市場規模を持っているのです。


この2カ国が今後成長し、裕福になることで日本やアメリカの製品がいっそう売れるようになります。

これは少子高齢化で人口が減少していく日本の希望でもあります。

一方、アメリカは、移民を積極的に受け入れるなどして自国の人口を順調に増加させており、国内の市場規模も拡大し続けています。勢いは衰えると思いますが、中国やインドの経済成長の恩恵も受けて、引き続き高い成長率を残せると考えています。


以上の理由より、

私は、むしろ世界全体で考えれば、

「これまでの35年よりもこれからの35年の方が儲かりやすいんじゃないか」と考えています♪


では、実際にどのような投資信託を買うのが良いのか見ていきましょう☆

 

 

《補足》 円とドルの為替レート

1975年から2011年3月までは、ずっと円高傾向にありました。

前半は日本の「高度経済成長」によって、後半はアメリカの「ドルの大量供給(ドルの価値下落)」によって円(資産)が買われました。(参考)金融機関に資金を融通する対策

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※Yahoo!ファイナンス より


1975年1月時点、1ドル=300円
2011年3月時点、1ドル=83円 (-72.3%、平均で毎年-3.5%)


これはどういうことかと言いますと、

たとえば、
1975年に300円を1ドルに換え、1ドル相当のアメリカ株を購入。
この株が同じ価格のまま推移し、2011年にその株を売却。
売却して得たドルを円に換えると、最終的に手元に83円残る。

つまり、300円が83円に減ったのですから、72.3%損したことになります。


ただ、実際はその間にアメリカ株が+1830%値上がりしているので、

1975年 300円をドルと交換 (300円=1ドル)
 → 1ドル相当のアメリカ株購入

2011年 19.3ドル(+1830%)相当のアメリカ株売却
 → 19.3ドルを1602円と交換 (1ドル=83円)

 ⇒1602円÷300円=+435%

の利益が出ています。


要するに、
円高になるとドル資産で得た儲けが目減りしてしまう」のです。


ただ今後は、日本が財政問題の壁にぶつかり、長期的に円安になる可能性が高く、逆にドル資産で得た儲けが底上げされることになりそうです。

(参考)日本が抱える財政問題


一方、これから長期的に円高になる要素はほとんど見当たりません。また、仮にここからさらに円高になったとしても、あくまで儲けが目減りするくらいなので、それほど神経質になる必要もないと思います。

よって、為替レートを固定したまま、今後の資産形成のシミュレーションをしても何ら問題ないと考えています。

また、今回の話は「円とドル」に限らず「円とユーロ」などにも当てはまります。

投稿日:2007年01月24日 12:24
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