前期の合併(中野ソフトウエア・エース)及び営業譲受け(テムス)により通信業向け業務、官公庁・教育関連業務等が加わったため金融向け業務の割合は低下したものの、当中間期においても依然6割を超える高い水準にあります。このため、同業界の設備投資の抑制や値下げ圧力等の動向が恒常化した場合、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(コメント)
先に述べたように金融業界におけるシステム開発需要はまだまだ衰える心配はないでしょう。そして、値下げ圧力も供給側が強い現状ではその心配もほとんどないと思われます。むしろ現状では逆に値上げ圧力が生じている節があります。たしかここ最近金融システムエンジニア派遣員の時間当たり給料が上がっていたと思います。「他より報酬上げるからこっちの仕事やってよ」みたいな感じです(笑)
大手SIやメーカーは、システム開発・運用管理等を中国・インド・最近ではベトナムといった海外の事業者に委託することにより、コスト削減を図るためオフショア開発に積極的に取り組んでおります。現在のところ、安い価格で労働力を大量に得られるメリットはあるものの、技術的な問題や、重荷言葉や習慣の違いによるコミュニケーション不足等により、納期や品詞sつに関するトラブルが発生していますが、国内各社とも実績の蓄積を図っているところです。このような動向の中で、海外の事業者が経験に基づく技術の蓄積により開発時における諸問題への対応が図られた際は委託規模の増大が予測されるところであり、その程度によっては日本国内のシステム開発の空洞化が加速することなり、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(コメント)
これは現在金融系システム開発が主力のTSSに限らず、国内の全システム開発企業にとっての死活問題ですね。もしコミュニケーションにさほど問題のない低賃金で雇える外国人システムエンジニアが増えれば、大手SIは比較的容易な案件に関してはこれまで国内企業へ委託していたものをほとんど海外企業へ委託することになるでしょう。そうなると技術力を持たないシステム開発会社は一気に仕事を失ってしまいます。TSSがこの荒波を乗り切るためには、システム開発の受注を待つ側でなく、受注を頼む側(SI)へと変身する必要があります。現在TSSはSIとして独立するために成長戦略を掲げており、そしてそれを着実に実行してきています。今後の更なるTSSの発展にますます期待が高まりますね。
当社グループの業容の拡大は、有能なプロジェクト・マネージャやシステムエンジニアに大きく依存するため、当該キーパーソンの新たな確保と育成は最重要課題であり、これへの実現が困難な場合は、当社グループの成長性や業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、当業界における技術革新はますますスピードアップしてきており、技術革新へ適切に対応していくためには、研修を始めとしたタイムリーな技術習得体系が必要であり、これらのコストの増加は当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(コメント)
上記に書かれている内容とは少し異なりますが、人材の確保を焦って新卒を大量に採用することだけはやめてもらいたいですね。新卒が会社の戦力となるにはそれ相応の時間とコストがかかる上、彼らが戦力となる頃に果たして彼らが活躍できるほどの需要が残っているのかも定かではありませんから。。。需要がたくさんある時期に新卒の研修にお金をかけ、その後需要が減ったときに彼らが戦力となっても損するだけですからね^^;
コメント一覧
イザリオコゼ 2007年02月22日 21:58
こんにちは
>人材の確保を焦って新卒を大量に採用することだけはやめてもらいたいですね。
テレウェーイブが良い例(悪い)ですね。成長のためには人材確保は欠かせない要素でしょうが、そのさじかげんは間違えないでもらいたいですよね。