以下、EMシステムズ、2007年3月期中間決算短信より
調剤薬局全体を取り巻く環境としましては、医薬分業は進展しているものの、医療制度改正による施策により調剤薬局の経営は一段と厳しさを増し、経営手法の見直しや事務の効率化だけでなく、患者に対する医療サービスの提供による収益性の確保が、一段と求められております。また、処方の長期化に伴い一店舗あたりの処方箋枚数は、継続して減少してくるものと思われます。
ちょっとここいらで簡単にEMの儲けを出す仕組みを説明しておきましょうか。
患者の薬歴管理、調剤会計システム、在庫管理、ネットを介しての薬品・相互作用データの自動配信、また法改正・バージョンアップの変化対応、など調剤薬局の経営効率を高める様々な機能を装備したもの。
料金体系 Net Recepty(ASP)
EMは自社製品の5年間無償保証サービスを実施しているのですが、これが切れ、新たに製品を買い換える場合、今までRecepty(非ASP)を使っていたところも今後は初期投資費用が抑えられ、かつインストールや管理の手間も従来の物より大幅に省けるNet Recepty(ASP)に移っていくと思われますので、とりあえずNet Recepty(ASP)の料金体系だけ紹介しておきます。
このようにASPサービスは従来のソフトのように「一回売って儲けを得てハイ終了」というような売り切り型ではなく、顧客が利用し続ける限り「継続して収益を得られる」仕組み(ストック型)となっているので、業績が安定しやすく経営面においても優れていると言えます。
会社側が発表しているように、今後は処方の長期化に伴い一店舗あたりの処方箋枚数は継続して減少してくると思われますが、厚生労働省が「2010年から医療費請求のオンライン化を義務付ける方針に移行する」と発表したことにより、この減少分を補って余りあるほどにこれからEM製品に対する需要は拡大していくと思われますので、この問題はさほど気にする必要はないと思います。
で、電子レセプトの潜在需要、現在の需要・供給がいったいどんなものなのかというと、
予想:2010年までに需要は7~8倍に拡大する
これらをイラスト化したものを以前紹介していますので興味のある方はこちらの需給調査をご覧ください^^
Receptyの医科版です。まだこちらのASPはやっていないようですが、将来的にはこちらもASP化するでしょうね。調剤薬局市場でトップシェアを獲った実力はいかに?(笑)
電子カルテシステムです。医事会計システムと電子カルテシステムを一体化した製品は今のところEMのこの製品だけのようです。
電子カルテ市場は調剤薬局市場よりもはるかに大規模な需要拡大が見込めます(参考:電子カルテ市場)。この市場でもシェアを獲ることができればEMは間違いなく化けますよ(笑)
いかがでしょう。 この環境でEMの儲けが伸びないなんてことはあり得ないと思いませんか?(笑)
株の学校管理人ヒロトがおこなったEMシステムズの分析。ストック型ビジネ...