議決権
議決権
その会社の株を保有する者(株主)のとして、経営方針などに対して意見できる権利のこと。会社の経営に関わるすべての重要な意思決定は、議決権を有する者どうしで多数決をおこない、決定します。
株主は1単元株(その株が売買できる最小単位の株数)について1票の議決権を持ちます。なお、売買単位未満の株主は議決する権利を認められていません。
- 普通決議の決議に必要な条件(役員の選任や計算書類の承認など)
- 議決権を行使できる株主の議決権の過半数を有する株主が出席
- その株主の議決権の過半数が賛成
- 役員解任の決議に必要な条件
- 議決権を行使できる株主の議決権の過半数を有する株主が出席
- その株主の議決権の過半数が賛成
- 特別決議に必要な条件(定款の変更・解散・合併など)
- 議決権を行使できる株主の議決権の過半数を有する株主が出席
- その株主の議決権の3分の2以上が賛成
- 特殊決議に必要な条件(公開会社が非公開会社になるなど)
- 議決権を行使することができる株主の半数以上が賛成
- 議決権を行使することができる株主の議決権の3分の2以上が賛成
- 特殊決議に対して拒否権を発動するのに必要な条件
- 議決権の3分の1以上を保有