時価会計

時価会計
一部の資産負債を毎期末にその時点の価格(時価)で評価し直し、貸借対照表のそれらの再評価前金額をそれぞれ再評価後金額に書き直し、損益計算書にこれらの金額差をそれぞれ評価損益として計上する会計制度のこと。


従来の取得時点での評価額(帳簿価額)を記載するだけの会計制度では、帳簿価額と時価の価格差が大きく開いてしまっても第3者から見るとその事実が良くわからないので、現在の資産価値を実際のそれと大きく誤って認識してしまう恐れがあります。


この問題を解消するために、2003年3月期から金融商品(受取手形及び売掛金、有価証券、持ち合い株式など)に対して、2008年3月期から販売用不動産を含む棚卸資産に対して時価会計が義務付けられており、主に売買を目的として取得した資産や負債を中心に徐々にその適用範囲を拡大しています。


※2006年3月期から固定資産に対しても減損会計が義務付けられております。

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