東京証券取引所は12日、不正な利益水増しが発覚した日興コーディアルグループの株式上場を維持すると発表した。記者会見した西室泰三社長は「(不正会計が)組織的、意図的とまではいえない」と述べ、不正の影響が重大な場合に上場を認めない東証の上場廃止基準には該当しないと判断した。日興をTOB(株式公開買い付け)で子会社化することを決めた米金融大手のシティグループは上場維持でもTOBの方針を変えない考えで、日興はシティの支援で経営立て直しをめざす。(NIKKEI NET)
ライブドアはOUT、日興はSAFE、いったい何が違うの?
少し気になったので両社の虚偽記載の内容を比較することにしました。
粉飾方法はほとんど同じ(特別目的会社を介した水増し)なので省略。
ライブドアは「赤字から大幅黒字にした」、「修正度合いが売上に対して大きい」、一方、日興は「2年連続で粉飾した」、「売上がライブドアに比べはるかに大きい」、「市場を監視している当事者自身が虚偽記載をした」、これらが論点となりそうですね。
う~ん、会社単体で考えるとライブドアの粉飾の方が赤字から大幅黒字に転換した分、「影響が重大(主に株価に対する)」だとは思いますが、市場全体で考えた場合は日興の方がはるかに「影響が重大(市場の規律に対する)」だと思います。
今回の東証が下した判断に対して「なんかやってることが本質からズレてんじゃね~の?」と感じるのは私だけなんでしょうか。。。
和に重きを置くことは大切だが、それを律する礼をいいかげんにしてはならない。
何事も礼を失えば崩壊するのが世の道理である。
日興コーディアルグループとライブドアの虚偽記載・粉飾内容の比較