「勢」を利用する
購入する銘柄は決まったら、あとは買うだけです♪
さて、
ファンダメンタル(企業・商品分析)投資家なら
安ければそのときに購入すればいい。
そんなフレーズをよく耳にしますが、
果たしてそれで本当にいいのでしょうか?
一時的に業績が下がり、株価が急下落。
その企業が本来もつ業績から見れば、
明らかに「割安」。
ファンダメンタル投資家なら
「買うべきだ」
はい、そんな迷信は本日をもって捨ててください(笑)
チャートとはで述べたように、
長期チャートとは
「ファンダメンタルズの変化を、
あとを追って目に見える形で表わしたもの」
です。
つまり、
長期的に見た場合、
株価が上昇しはじめるのは、
「業績が再浮上しだしてから」
なのです。
何も「割安」だからといって、
そこで「購入」する必要はないのです^^;
業績の復調が感じられてから
「購入」すればいいのです♪
いくら「割安」であっても、
経験上、業績の回復が見られないあいだは、
ジリジリ下げていくのがほとんどです^^;
また、
この「考え方」は他の場合にも当てはまります。
たとえば、
「将来的に、その商品を必要とする環境が出来上がる可能性が高い」
場合でも、
その企業の株を購入するのは、
「それが実際にカタチにされそうになってから」
つまり、
「今後、長期安定的に業績が上昇していく可能性が高まってから」
でいいのです♪
いくら10年前にCO2排出削減商品・サービスが
「将来的に必要とされる」
と思っていても、
その株を購入するのは
「それが社会的に注目され出し、実際にカタチにされそうになってから」
です。
要するに、
「勢」
を利用するのです。
効率の良い投資をする上で大切なのは、
「収益率の最大化」
と
「投資期間の最小化」
をセットで考えることです☆
参考:期待収益率と時間