Q.株主重視の経営を行うことは、企業にとってどのようなメリットがありますか?
A.なんと言っても最大のメリットは、安定株主の獲得により、
株価が大きくブレずに適正価格帯で安定することではないでしょうか。
その結果、
大規模設備投資を必要とする思い切った長期経営計画も実行しやすくなります。
株主を重視する企業なら、
株価が常に妥当水準へ位置するように、IRなどを利用して積極的に投資家へ呼びかけ、事実と認識の一致を図ろうとします。また、企業自らが「自社株買い」をおこなうなどして株価を適正な価格帯へ導くこともあります。
こうして『投資家』に本来得られるべき経済的利益をちゃんと供給します。
さらに、株主重視、つまりキャピタルゲイン(株式売買差益)の拡大(株価上昇)を図る経営を行おうとすれば、
それだけ多くの『消費者』になんらかの価値を提供しなければなりません。
株価が上昇するということは、
それだけ多くの『消費者』に価値を提供しているということも意味しています。
このように株主重視の経営を行えば、
企業は結果的に、『投資家』だけでなく『消費者』も含めた
『市場』全体に経済的利益を最大限に供給することになります。
すると、それまで単なる『消費者』だった人たちも新たに『投資家』になってくれることだってあります。
そんな『投資家』や『消費者』思いの企業の株なら、一時的に少々業績が悪化したからといって誰も株を売ったりしませんよね。
「こんなに良い会社なんだ。またスグに回復して成長していくさ。ここなら安心して持っていられるよ」
という具合に。
このように安定株主を獲得することができれば、
大規模設備投資を必要とする思い切った長期経営計画も実行しやすくなります
ひとつ例を挙げるとすれば、
「ディズニーランド」を運営するオリエンタルランドなんかはその最たる者ではないでしょうか^^
株主重視の経営を行うことは、企業にとってどのようなメリットがあるか?