株主重視の経営における資金調達手段は何か?

学校では教えてくれない株のことを、年平均+30%で運用しつづける管理人がイチからわかりやすく教えています。

株主重視の経営における資金調達手段は?

Q&A


.「株主重視」の経営を行うことで時価総額が上がり、資金調達が容易になると考えられますが、その資金調達の方法は具体的になんですか??また、他に時価総額が上がるメリットとは何なのでしょうか???


.【融資】、あるいは【社債の発行】ではないでしょうか。

増資=新株の発行をすれば発行済株式数が増加してしまい、1株あたり利益が減少してしまうので、結果的に株主価値を下げることになります。それでは、株主重視の経営と「矛盾」することになります。それまで安定株主だった人もそれを機に安定株主でなくなるかもしれません。


時価総額が上がるメリットは「ブランド力の向上」など供給面におけるプラス効果の他に、金融機関に対する信用力の向上が挙げられるかと思います(少々繰り返しになりますが、なぜ資金調達が容易になるかの説明もしておかねばならない気がしまして^^;)。

「ムーディーズ」や「S&P」などの格付け機関に認められれば、市場で社債を発行することができるようになります。また、金融機関からも最優遇貸出金利で資金を融資してもらいやすくなります。

社債にしろ融資にしろ、どちらも「負債」なので株主資本には関係なく、株主価値にも影響を与えません。それどころか、その資金を利用してさらに利益を上げることに成功すれば、1株当たり利益はさらに増え、株主価値はますます向上していきます。

その結果、ますます市場で「株主重視の経営をする企業」という印象が強まり、さらに多くの安定株主の獲得に繋がるかと思われます。


時価総額が小さく、経営もまだ安定していない時期は、社債の発行はもとより、融資でさえ多額になるとなかなかしてもらえません。そういった場合に限り、株主重視の経営をしている企業にも増資が許されるのではないでしょうか。もちろん、そのあと利益を拡大していける公算があればですが。


参考:増資と株主価値

投稿日:2007年05月31日 09:25
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