PBRについて株初心者の皆さんに理解していただけるよう説明

学校では教えてくれない株のことを、年平均+30%で運用しつづける管理人がイチからわかりやすく教えています。

PBRとは

個別株投資


さて、「貸借対照表の読み方」を学ぶでPBRを作るために必要な素材の性質と関係性を学んでいただいた皆さん、大変お待たせしました♪


さっそく株の価値を計るモノサシ『PBR』を作っていきましょう^^



■PBRの設計書

PBR=株価÷1株あたり純資産(BPS)
BPS=純資産÷発行済株式数
純資産=資産-負債=資本

これをわかりやすくイラストで表してみます♪


PBRとは、会社の処分


会社の最高意思決定機関である株主総会(参考:所有権-株の価値とは)で会社を処分することが決定されると、会社は資産を売り払い、そのあと負債を返済します。


PBRとは


そして余ったおカネ(会社処分後残金)を発行済の株式に均等に配ります。


PBRとは


つまり、

PBRとは、「現在の株価が、1株がもっている会社処分後残金の何倍か」を表わす指標なのです^^


PBR1倍 ⇒ 会社を処分すれば株価よりも多い現金がもらえます
PBR1倍 ⇒ 会社を処分すれば株価と同等の現金がもらえます
PBR1倍 ⇒ 会社を処分すれば株価よりも少ない現金がもらえます

PBR1倍未満

つまり、PBR1倍のときに株を買って"会社を処分すれば"儲けが得られるということです^^


儲け=1株あたり会社処分後残金-購入価格(株価)



■PBRの使用上のポイント

ここで注意してもらいたいのは会社の資産売却後残金が単純に・・・

PBRとは

貸借対照表に記された資産価格と同額ではない」ということです^^;


なぜかというと、「現金および預金」以外の資産は現金化するとどうしても貸借対照表に記されている価格よりも少なくなってしまうからです(参考:資産とは)。


なので、実際の会社処分後の残金は以下のような感じになります。

PBRとは


しかも、貸借対照表上の資産価値は今の価格ではなく、昔の価格で記されています


これはどういうことなのかというと、


貸借対照表に書かれているある資産が1,000万円だとしても、現在の評価(時価)では資産価値が1,000万円を下回っている場合もありえる、ということです。

バブル期などに高値で土地や設備を購入してしまった場合はこれに当てはまります(なお、貸借対照表に記されている資産価格は減価償却分を差し引いたものです)。

注)当然、上記と反対の場合もあります(実際の評価額>書かれている価格)




私たち個人投資家が唯一正確な数値を把握できるのは「現金及び預金」です

といっても、そもそも私たち個人投資家が会社を処分すること自体が現実的に不可能です。会社を処分するためには大株主になる必要がありますからね ^^;


よって、私たち個人投資家はPBRをそこまで気にせずに投資対象を探すのが良いかと思います

投稿日:2007年06月03日 22:00
『3つのモノサシ』を作るのに用... 前のコンテンツへ  次のコンテンツへ PERとは