「日本の財政が危ない」と言われだしてからどれくらいが経つでしょうか。 ...

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日本が抱える財政問題

経済・財政対策


「日本の財政が危ない」と言われだしてからどれくらいが経つでしょうか。


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※財務省 「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」より


1995年あたりから急速に増えだした国債借入金の残高。

2005年あたりに景気が回復して、税収が増えたことにより一時止まりましたが、リーマンショック発生により再び増加。

2010年12月末で総額920兆円となりました。

 

平成23年度の予算92.4兆円の内訳を見てみると、


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※財務省 「平成23年度予算補足資料」より
建設国債:後世にも利用できる公共施設を作る際に発行する国債
特例国債:国の財政の赤字を補填するために発行される国債


44兆円を新たに国債によって調達する予定です。

 

いやぁ、見るたびに恐くなっちゃいますね。

仮に、この92兆円の支出が将来の収入UPに繋がるものだったらまだしも、


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※財務省 「平成23年度予算補足資料」より
社会保障費:国の年金、医療費、福祉、介護負担
地方交付税交付金:国が地方の財源の不公平を調整するために配布
債務償還費:国債残高の1.6%(60分の1=60年で返済)を計上
利払費等:国債や借入金にかかる利子の支払い


このように現状を維持するためのものがほとんどで、

さらに社会保障費はこれから十年単位で増加することが分かっています。


こんな状況の政府にいったい誰がお金を貸しているのでしょうか?


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※日銀 「2011.4Q 資金循環」より
民間非金融法人:金融機関以外の民間会社
国内銀行:ゆうちょ銀行を除く
ゆうちょ銀行など:中小企業金融機関
年金機関:公的年金を含む


ゆうちょ銀行が一番の貸し手になってますね。

それから保険機関国内銀行年金機関と続いています。

※民間非金融法人の累積利益は、銀行に預金として預けれられています。
日銀が保有する国債は、買いオペによって民間銀行から買い取ったものです。


カタチの上ではこれらの機関がお金を貸しているわけですが、

これらの機関にそのお金を与えているのは何を隠そう私たち(会社含む)です。

 

今までは、このような仕組みが働いて、どれだけ財政が悪化しようが、発行した国債はすべて買われて来ました。

しかし、それも永遠に続くわけではありません。


ご覧いただけるように、経済の低迷で預金、保険・年金準備の残高は頭打ちしており、これから国債を買い付ける資金が自然と増えることは期待しにくいです。


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日銀 資金循環より


そして、最大の買い手であった「ゆうちょ」が2008年から、「年金機関」が2009年から、ついに国債を売りはじめたのです。


以上のことから、もし今の状態が続くようであれば、そう遠くない将来に国債の買い付け資金が無くなるかもしれません。

もし仮に何も手を打たず、「国債が売れない」という事態が起こってしまうと大変な事になります。


「こんな信用できない国の通貨なんて持ってられない」ということで円が売られ、結果的に円の価値は下落します。

そうなると、今まで外国から仕入れていたモノは高くなります。日本は生活に必要なモノ(食料など)の多くを輸入に頼っていますので、とうぜん家計も苦しくなります(汗”)

 

とりあえず、このまま何もしないのは“ヤバイ”ということは分かっていただけたかと思います。

そこで何かこれらの対策を打つ必要があるのですが、

現状は、その手段がいくつか挙げられて話し合われてる段階です。

投稿日:2011年04月12日 22:43
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