黒田体制になって初の金融政策決定会合でしたが、シビレましたね。まさかこ...

学校では教えてくれない株のことを、年平均+30%で運用しつづける管理人がイチからわかりやすく教えています。

黒田日銀、2年で2倍に増やす!異次元の量的緩和で市場マインドを大転換

日銀の金融政策


黒田体制になって初の金融政策決定会合でしたが、シビレましたね。まさかこんなトンデモない“バズーカ砲”をぶっ放してくれるとは夢にも思いませんでした(笑)

黒田・岩田・中曽、3氏の所信表明まとめの内容から、誰がこんなことを予想できたでしょうか。

 

今回の発表内容をかんたんにまとめたものが以下になります。

量的緩和策への変更

マネタリーベースの推移

従来の「翌日物金利」と「資産買入基金の残高」を対象とする政策から、「マネタリーベース(日銀の資金供給量)」を対象とする量的緩和策へ変更。

マネタリーベースを2年程度で2倍に拡大。

 

以下が、日銀が市場に資金を供給するときに買い入れる資産です。

2012年末
(実績)
2013年末
(予定)
2014年末
(予定)
長期国債89兆円140兆円190兆円
CP2.1兆円2.2兆円2.2兆円
社債など2.9兆円3.2兆円3.2兆円
ETF1.5兆円2.5兆円3.5兆円
J-REIT0.11兆円0.14兆円0.17兆円
貸出支援金3.3兆円13兆円18兆円
日本経済新聞4/5朝刊より

 

長期国債の購入は、月あたり2倍程度の金額水準(7兆円強。市場予想中心5兆円、上限6兆円)に増額となり、対象も残存期限が40年債までの全てのものへ変更(これまでは1年-3年)。

ETFの買入残高は、2013年末2.1兆円から2014年末3.5兆円へ増額。

REITの買入残高は、2013年末0.13兆円から2014年末0.17兆円へ増額。

 

今回のポイントは、ずばり“分かりやすさ”でしょう。

私が実際に今回の発表資料[PDF]を読んだとき、まず目に留まったのが「2倍」というキーワードです。

この「お金を2年で2倍に増やす」という分かりやすく、かつ強烈なフレーズを発信して、「一気にマインド転換を図ろう」というのが黒田日銀の戦略だと思います。

 

これまでの2013年末でなく、2014年末まで時間軸を延ばして目標を設定している点からも、おそらくそういう意図があるのでしょう。

白川体制のときは、そのつど5兆円~10兆円の増額をしていたため、どうしてもそれまでの“延長線的”なイメージしか持てませんでしたが、今回はまさに異次元の増額規模でしたので、全く新しいイメージが作り上げられたように思います。

 

実際に、私は発表資料の1ページ目にある「マネタリーベースおよび長期国債・ETFの保有額を2年間で2倍に拡大」というフレーズを目にした瞬間、株をめいっぱい購入しました。

それから翌日5日にかけて日経平均が+8%ほど上昇し、東証1部売買高(5日分)が過去最高となったことからも、そのインパクトの凄まじさが分かっていただけるかと思います。

個人的には、今年後半に2005年のような相場がやってきてもおかしくないと考えています。

 

これから実体経済にどのような影響が出てくるのか、統計データも追っていきたいと思います。

投稿日:2013年04月07日 10:48
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