2015年7月5日に国民投票を控えているギリシャ、その国債や融資が今どうなっ...

学校では教えてくれない株のことを、年平均+30%で運用しつづける管理人がイチからわかりやすく教えています。

2015年のギリシャ国債の保有残高、融資残高

欧州債務危機


2015年7月5日に国民投票を控えているギリシャ、その国債や融資が今どうなっているのか改めて確認しておこうと思います。

ギリシャ、国際債権団への負債額は2428億ユーロ ロイターより参照

国債残高融資残高
民間投資家387億ユーロ
IMF
(国際通貨基金)
-163億ユーロ承認
(返済延滞により中止)
ECB
(欧州中央銀行)
198億ユーロ1,100億ユーロ承認
(緊急流動性支援[ELA])
ユーロ圏各国中銀72億ユーロ-
ユーロ圏各国政府-529億ユーロ
ESM
(欧州安定メカニズム)
-1,418億ユーロ

 

ユーロ圏各国政府とESMにおける負担割合は、ドイツが572億ユーロ、フランスが430億ユーロ、イタリアが378億ユーロ、スペインが251億ユーロと続いています。

 

(参考)IMFやESMの負担率は、EFSFとかEFSMとかESMとか(IMFとか)、ややこしすぎるので違いをまとめてみましたにまとめています。

 

最大の負担をしているのがドイツ政府ですが、その名目GDPは29,030億ユーロ(2014年)であり、今回ギリシャがデフォルトしてしまっても、財政に大きな影響は出ないでしょう。それは、フランス、イタリア、スペインも同様に思えます。

名目GDP
(2014年)
政府債務残高比
(対GDP)
ドイツ29,038億ユーロ73%
フランス21,419億ユーロ95%
イタリア16,161億ユーロ132%
スペイン10,585億ユーロ98%
ギリシャ1,791億ユーロ177%
ポルトガル1,731億ユーロ130%

 

心配があるとすれば、いろいろなネタ(南欧諸国、通貨システム、CDSなど)から不安を煽って、ヘッジファンドなどが売り仕掛けしてくることでしょうか。

とりあえず、主要各国の債券利回りはしばらくチェックしておいた方がよさそうです。

投稿日:2015年07月04日 13:31
2013年イタリア総選挙の結果を解... 前のコンテンツへ