所有権-株の価値
前回までで「株式会社の成り立ち」と「その仕組み」を紹介しました。
今回はその株式会社が発行する「株(証明書)の価値」についての説明です^^
お金を集めるために会社は株(証明書)を発行するわけですが、当然その株に価値を持たせなければなりません。
これは当然のことですよね ^^; 誰も価値がないただの紙切れ(株)にお金なんて払ってくれませんからね(笑)
そこで会社側は考えました。
1. ある会社「株に会社の所有権を均等に持たせよう」
所有権:法律の範囲内で、目的物を自由に使用・収益・処分できる権利
株主は所有権を持っているわけですから、基本的に会社がすることに対して決定権を持っています。
しかし、株主は不特定多数なのでどうしても意見がまとまりません。そこで会社側は株主総会という場を設け、株主全体の意思を1株1票として多数決で決めることにしました♪
↓↓↓
この株主総会で決定できることの中には、社長を選ぶことや、会社を処分するなどがあります。
不特定多数の人達から株主(支援者)を募集したのですから、当然「株主=経営できる人」とは限りません。
そこで株主は会社の経営を任せる人を選ぶのです(もちろん自分でやってもいいです)。
普段の業務にまで株主がいちいち口を出していてはキリがないので、株主は重大な決定事項のみ関わることとし、普段の業務は選んだ社長にお任せします。
また、株主は会社を処分する権利も持っています。
以上が代表的な「株の価値」2つのうちの1つです^^
次はもうひとつの価値の説明をしたいと思います☆