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配当-株の価値

前回「所有権-株の価値とは」では、代表的な株の価値2つのうちの1つとして所有権をあげました。今回は残るもうひとつの価値について説明したいと思います^^


2. 株主(支援者)に利益の一部をお礼としてお渡ししよう(配当

配当
配当
1株あたり配当

株式会社の仕組み」で説明したように、株式会社はビジネスで上げた利益(儲け)の一部を自社に再投資し、残りを株主に配当として渡します。

再投資額と配当の割合

つまり、1株あたり利益の全額配当は"株主に保証されている最低限の価値"なのです(負債ゼロの場合。とりあえず今は細かいことは気にしないでください^^;)。

1株あたり利益

自社に再投資するために、会社が株主の1株あたり利益を奪うことは「全額配当するよりも株主に得をさせてあげることができる」場合に限ります。


配当は議決権(所有権)と違い、1株しか持ってなかろうが1万株持ってようが期待できる結果(1株当り配当金)は平等です。

しかし、議決権(所有権)の場合は、1万株持っている人の期待する結果が実現する可能性の方が圧倒的に高いです。

よって、私たち個人投資家は「1株あたり利益」に株の価値を見出すのが良いかと思います^^



さて、上で「株主に貢献できる」といった言葉がでてきましたが、いったい何を基準に「株主に貢献できる」と判断するのでしょうか? この答えは利益を自社に再投資せず全額配当にまわした場合を考えればおのずと出てくるかと思います。この続きは次の「株主価値最大化」に書いてますんで、興味のある方は読んでみてください。


あまり細かいことを気にしなくても平気だよ♪という方は

こちら、株式市場とはへ進んでください☆

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