株式市場とは
これまでの「株式会社とは」~「株の価値とは」では株式会社と株についての説明をしてきました。今回はその株式会社が発行する株が売買されている株式市場について説明します。
株式市場とは株の売買を「株主⇔株主になりたい人」でおこなうところです。
また、この株の売買取引を専門に扱うところを証券会社と呼びます。株式会社は証券会社に株の取り扱いを任せることにより本業に集中できるのです♪
では、「株式会社が支援金(資本)を集める」ところから「株式市場で株の売買が行われる」までを順に追っていくことにより、株式市場の役割を説明したいと思います^^
まずはじめに、株式会社は不特定多数の人たちに対して発行価額で株主を募集します。
この呼びかけに応えてくれた人たちの中から抽選で当った人に証明書を渡します。
発行価額で購入した株主が株を売りたくなった場合、株式市場で市場価格にて売却します。市場価格とは「買いたい人と売りたい人が売買に合意した価格」です。
つまり、新たに株(証明書)を購入してくれる人が現れたことにより、株式会社は「資本金(発行価額)」を半永久的に持っておくことができるのです(返す必要がなくなるのです)。
こう考えると「株式市場は株式会社を成立させるために必要不可欠なもの」と言うことができますね ( ̄∀ ̄)d グゥッ!
注)価格が変動するのはあくまで株式市場で売買されている株であって、株式会社が保有する資本金(発行価額)は当初の価格のままです。
こうすることによって、株式会社は安心して資金を事業に割り当てることが出来ます。負債と違い、資本金は「お金を出て行かせない、また返す必要がない」資金ですからね ^^