損失は機械的に確定する
株の「売買」において一番大切なことは、
『損失を機械的に確定する』ことです。
これは私をはじめ、
今まで周囲の初心者投資家を見てきた経験からも言えることです^^;
『テクニカル分析』によってトレードをした場合は、
買った根拠が『チャート』なので、
「それが崩れたら売る」というパターンが、
ある程度「機械的」に実行されます。
しかし、
『ファンダメンタル(企業や商品など)分析』によって投資をした場合は、
なかなか「機械的」には『損失を確定する』ことができないのです^^;
これがしばしば
『ファンダメンタル投資家』に大きな損失を与えてしまうのです。
株価がどんどん下がっても、
「ファンダメンタルズがしっかりしてるから大丈夫」
という具合になってしまうのです^^;
この「ファンダメンタルズ」の予想が当たっていれば、
さほど問題はありません。
株価もあとを追って回復してくるでしょう。
しかし、結果的に、
「自分の予想とまったく違うものになっていた」
という事もしばしばあります。
とくに分析力が心許ない初心者のうちは^^;
結局、「予想はあくまで予想にしか過ぎない」のです。
これを忘れてしまってはいけません(私もこれはとくに注意しています、笑)。
こうなってしまうと、もう大変です。
損失はすでに大きく、
さらに「ファンダメンタルズ」も崩れてしまっては、
被害は尋常ではありません。
「全額投資と一定額投資」で説明したように、
「毎回全額を使って投資するのではなく、
その失敗成功に関係なく
今後もある程度買い続けられる額分のみを使って
投資をする方が『効率(割合)』よく儲けることが出来る」
※実際の取引できちんと一定額分を買うことは難しいので、
出来るだけそれに近づけるようにすることで対応してください^^
この方法を用いて、
「○回やって△回 予想が当たれば儲けが得られる」
というように考え、
ファンダメンタルズに関係なく株価が下落した場合も
『失敗』と数えましょう^^
(※「○・△」「損切りライン」「利確の仕方」「買うタイミング」の設定は、
これからすこしずつ紹介したいと思います)
ゆえに、たとえ「ファンダメンタルズ」によって投資した場合も、
予め、損切りラインを設定しておき、
「損失を機械的に確定する」
ようにしましょう^^