DCF法のメリット・デメリット
【メリット】
理屈的にはパーフェクト!
【デメリット】
使う人の能力によって得られる効果が大きく変わる
DCF法は、今のところ世の中でもっとも納得できるモノサシのひとつです ^^
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(以下の話はのちほど詳しくしますんで、今は読み流しておいてください)
PBRも理屈的には納得できるのですが、
PERのところでお話したように、
会社は基本的に今後も運営していくことを考えており、なかなか
「会社をやめて資産価値を差し出してくれる」
というのを根拠にはしにくいんです^^;
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ただし、
たったひとつ、重大な問題があるのです。。。
それは、
「使う人の能力に応じた働きしかしない」
ことなんです。
ここがDCF法の一番やっかいなところなんですが、
PBR・PERと比べ、
圧倒的に予想しなければならないモノの量が多いんです(+_+)
「予想が多い」ということは、
「得られる結果が、それだけその人の能力に影響される」ということなんです。
つまり、
DCF法自体を使うことは、
計算式さえわかれば誰でもできるのですが、
それを本当に使いこなせるのは、
「きちんと株式投資・経済・経営理論を習熟した人」だけなんです。
☆DCF法を使うのは、ちゃんと勉強してからにしましょう^^
以上で「3つのモノサシのメリット・デメリット」の紹介を終わりたいと思います。
次は、
「3つのモノサシのメリット・デメリット」を踏まえた上で、
これらの「作り方、使い方」を説明していきたいと思います ^^