減損会計

減損会計
主にある固定資産(工場など)の収益性が著しく低下し、これに投じた投資額を回収する見込みがなくなったと判断した時点で、取得時に貸借対照表に記載したそのときの評価額をそれに見合ったモノに書き直し、損益計算書にこれらの金額差を減損損失として計上する会計制度のこと。


「投資額を回収する見込みがなくなった」とは、現在のある資産(主に固定資産)の評価額が取得時に帳簿に記載したそのときの評価額よりも50%以上下落したことを指します。その他に、その資産を使っている事業が赤字となっているもの(営業活動から生じる損益またはキャッシュフローが3期連続赤字になると見込まれるもの)、使用されずに遊休状態になっているものなどにも適用されます。


「それに見合ったモノ」とは、資産を処分して得られるキャッシュフロー、あるいは資産を使用し続けることによって得られるキャッシュフローのどちらか高い方の金額を指します。

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