会社四季報
会社四季報
専門の調査員が全上場企業を対象に入念な調査をし、得られた結果を1冊にまとめた、いわば「投資家にとってのバイブル(聖書)」とも言えるものです。
四季報を見る際はとりあえず、①・②欄を読むことからはじめましょう^^ 「その会社の商品・サービスを知ること」、また「それが今後売れそうかを知ること」。これらがファンダメンタルズ分析の8割を占めると言っても過言ではありません。
見るポイント
- ①社名|事業内容|事業構成比
- その企業のメインとなる事業、また、その売上構成比|営業利益率
- ②事業見通し|株価変動要因
- 業績を押し上げるプラス材料があるか、引き下げるマイナス材料があるか
- ③本社・支店 所在地|単独・連結 従業員数|上場市場
- 東証1部に上場しているかそうでないか(成長余地があるかどうか)
- ④株主構成|役員構成
- 創業者、現経営陣が自社の株をどれだけ持っているのか
- 外国人投資家・投資信託がどれだけこの企業の株を持っているのか
- 外国:外国人投資家の保有株
- 投信:投資信託の保有株
- 浮動株:一般に投機(短期的利益を得る)目的で売買されている株
- 特定株:経営に影響を及ぼす目的で保有されている株。通常売買されない
- ⑤貸借対照表|ROA・ROE|キャッシュフロー計算書
- 資産を効率に使って利益を出せているか(ROA・ROEから)
- ⑥資本異動|過去の株価情報
- 過去に増資、自己株式の消却が行われているか
- ⑦損益計算書|1株あたり配当額|1株あたり純資産
- 過去の業績がどのようなものかを把握する
- 配当利回り(1株あたり配当額÷株価)を把握する