資本とは
資本とは
資産を獲得するために用意されたモノまた、保有していてもお金を出て行かせることもなく、また出て行くこともないモノ
資本は大きく分けると、
「資本金、資本準備金、連結剰余金」
の3つに分類されます。
資本金
まずはじめに、株式会社は不特定多数の人たちに対して発行価額で株主を募集します。次に、この呼びかけに応えてくれた人たちの中から抽選で当った人に証明書を渡します。
資本金=発行済株式数×発行価額=発行済証明書数×1口貸し金額
資本金は負債と違いお金を出て行かせない、また出て行かない資金なので株式会社は安心して資金を事業に割り当てることが出来ます。
たとえば、工場の建設にあてる資金源として資本金は最適と言えますね。
工場の建設などに資金を投入した場合、その投資資金が回収されはじめるまでには相当時間がかかります(商品を販売し、収入を得ることによって投資資金は回収されます)。
負債の場合、投資資金が回収されはじめるまでに時間がかかればかかるほど、収入が入らず利子の支払いのみが続くので経営は圧迫されてしまいます。
しかし、資本金の場合、いくら投資資金が回収されはじめるまでに時間がかかろうとも、利子を支払う必要がないので経営が圧迫されることはありません(建設に伴う支出はありますが ^^;)。
なので、より思い切った大規模投資を行うことが出来ます。言わば、資本金は株式会社の最大のメリットと言えますね ( v ̄▽ ̄)ブイ
資本準備金
これも株主から払い込まれたものです。とりあえず詳しく知る必要もあまりないので飛ばしておきましょう(笑)
連結剰余金
連結剰余金=利益剰余金+その他剰余金
利益剰余金=損益-配当
(損益=収益-費用、 損益>0 ⇒利益 損益<0⇒損失)
その他剰余金:とりあえず無視しておきましょう(笑)