負債とは
負債とは
資産を獲得するために用意されたモノ
保有している期間に応じて、お金を出て行かせるモノ
いつか出て行くモノ
負債は大きく分けると以下の2つに分類されます。
流動負債:1年以内に出て行く負債
固定負債:1年より後に出て行く負債
負債を見る際は「どういった流れでお金が出て行くか」に注目してください♪
1.流動負債
支払手形(買掛金)
普通買い手は商品を受け取る際に、その商品価格と同額のお金を支払います
しかし、買い手の立場としては商品を受け取るたびにお金を支払っていてはお金の管理がとてもめんどくさくなります(会社規模にもなると、お金の出入りは非常に頻繁かつ複雑です)。
そこで買い手は「いつ、どれだけのお金を支払います」と約束することで、後でお金をまとめて支払わせてもらいます。買い手はその約束の証拠として手形を売り手に受け渡します。
短期借入金
銀行などの金融機関から借りたお金(元本返済時に利息を支払うことが多い)
2.固定負債
社債
会社が発行した債券(額面に対する金利を設け、返済の優先権を持たせたモノ)
借り手は支払金利の総額が損失となります
貸し手は受取金利の総額が儲けとなります
長期借入金
銀行などの金融機関から借りたお金(借りている間、毎年決められた利息を支払う)
退職給付引当金
将来の退職金の支払義務を示すモノ
ここを詳しく説明するためには退職給付会計の説明が必要になるので、ここでは上記のことだけ覚えておいてください^^;